【スマホで読む・わかりやすい】センター数学IA2015追試【解説・正解・問題】

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第6問 解答・解説

ア 5 イ 7 ウ エ オ 2 6 3

カ 4 キ クケ コ 2 42 3

サ シ ス 2 6 3

三平方の定理より

AB = 12+(26)2\sqrt{1^2+(2\sqrt{6})^2}

=1+24=25=5=\sqrt{1+24}=\sqrt{25}=5

・・・ア

AC = 52+(26)2\sqrt{5^2+(2\sqrt{6})^2}

=25+24=49=7=\sqrt{25+24}=\sqrt{49}=7

・・・イ

次に,△ABC の内接円の半径は,△ABC の面積を求めた上で,公式 S=12r(a+b+c)S=\cfrac{1}{2}r(a+b+c) を用いて求めるとよい。

S=12626=66S=\cfrac{1}{2}\cdot6\cdot2\sqrt{6}=6\sqrt{6}

S=12r(a+b+c)S=\cfrac{1}{2}r(a+b+c) より

66=12r(5+6+7)6\sqrt{6}=\cfrac{1}{2}r(5+6+7)

66=9r6\sqrt{6}=9r

r=263r=\cfrac{2\sqrt{6}}{3}

・・・ウエオ

内接円と辺 AB が接する点を G として,それぞれの辺の比を求める。CE = xx とおくと

5(6x)=7x5-(6-x)=7-x

x1=7xx-1=7-x

2x=82x=8

x=4x=4

よって

CE = CF = 44

・・・カ

CO を求めると,三平方の定理より

CO = 42+(263)2\sqrt{4^2+\bigg(\cfrac{2\sqrt{6}}{3}\bigg)^2}

=16+249=\sqrt{16+\cfrac{24}{9}}

=16+83=\sqrt{16+\cfrac{8}{3}}

=563=\sqrt{\cfrac{56}{3}}

=2143=\cfrac{2\sqrt{14}}{\sqrt{3}}

=2423=\cfrac{2\sqrt{42}}{3}

・・・キクケコ

内接円 I と辺 CE の接する点を P,辺 EF と接する点を Q とおく。

CE = CF より △CEF は二等辺三角形である。よって,CQ = EQ が成り立つ。

ここで,EF の長さを求める。△ACB において余弦定理より

52=62+72267cosACB5^2=6^2+7^2-2\cdot6\cdot7\cos\angle\text{ACB}

25=36+4984cosACB25=36+49-84\cos\angle\text{ACB}

84cosACB=6084\cos\angle\text{ACB}=60

cosACB=57\cos\angle\text{ACB}=\cfrac{5}{7}

△CEF において余弦定理より

EF2=42+4224457\text{EF}^2=4^2+4^2-2\cdot4\cdot4\cdot\cfrac{5}{7}

=647=\cfrac{64}{7}

EF=877\text{EF}=\cfrac{8\sqrt{7}}{7}

よって,EQ = 477\cfrac{4\sqrt{7}}{7}

また,EQ = EP だから,EP = 477\cfrac{4\sqrt{7}}{7}

△CIP ∽ △COE より

CI : CO = CP : CE

CI : 2423=4477:4\cfrac{2\sqrt{42}}{3}=4-\cfrac{4\sqrt{7}}{7}:4

=777:1=\cfrac{7-\sqrt{7}}{7}:1

CI = 2423777\cfrac{2\sqrt{42}}{3}\cdot\cfrac{7-\sqrt{7}}{7}

=144214621=\cfrac{14\sqrt{42}-14\sqrt{6}}{21}

=242263=\cfrac{2\sqrt{42}-2\sqrt{6}}{3}

IO = CP - CI だから

IO = 2423242263\cfrac{2\sqrt{42}}{3}-\cfrac{2\sqrt{42}-2\sqrt{6}}{3}

=263=\cfrac{2\sqrt{6}}{3}

・・・サシス

第6問 問題文

長さ 66 の線分 BC を 1:51:5 に内分する点 D をとり,D を通り BC に直交する直線上に点 A を AD =26=2\sqrt{6} となるようにとる。

このとき,AB= ア \boxed{\text{ ア }},AC= イ \boxed{\text{ イ }} であるから,△ABC の内接円の半径は  ウ  エ  オ \displaystyle \frac{\boxed{\text{ ウ }}\sqrt{\boxed{\text{ エ }}}}{\boxed{\text{ オ }}} である。

内接円が辺 BC,AC に接する点を E,F とすると,CE=CF= カ \boxed{\text{ カ }} であるから,内心 O と頂点 C との距離は

CO= キ  クケ  コ \displaystyle \frac{\boxed{\text{ キ }}\sqrt{\boxed{\text{ クケ }}}}{\boxed{\text{ コ }}}

である。

△CEF の内心と △ABC の内心の間の距離は

 サ  シ  ス \displaystyle \frac{\boxed{\text{ サ }}\sqrt{\boxed{\text{ シ }}}}{\boxed{\text{ ス }}}

である。

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